筋肥大 vs 筋力向上 – あなたの目標に合わせたトレーニング方法とは?

筋トレ

筋トレを始めたけれど、「筋肥大」と「筋力向上」の違いが分からない…という方も多いのでは?
実は、この二つは関連しつつも、目的やアプローチが異なります!

筋肥大(筋肉を大きくすること)
目的:筋肉のサイズを増やすこと。
トレーニング:中重量(70〜85%の1RM)で8〜12回の反復が効果的。
メカニズム:筋繊維を破壊→回復時に強化する「超回復」を活用。
タイミング:朝 

筋力向上(力を強くすること)
目的:筋肉の力を増強。
トレーニング:高重量(85〜100%の1RM)で1〜6回の少ない反復が基本。
メカニズム:神経系の適応を促し、効率的に筋繊維を使えるようにする。
タイミング:夕

両方を取り入れるのが理想的!
筋肥大が筋力向上をサポートし、筋力向上がさらなる筋肥大に繋がります。

【今日の学びMAP

RM:
RMとは、Repetition Maximum(レペティション・マキシマム)の略です。
これは、ある重量を何回持ち上げられるかを表す指標で、1RMは「1回だけ持ち上げられる最大の重量」を意味します。たとえば、「70%の1RM」とは、1回だけ上げられる最大重量の70%の重さを使ってトレーニングすることです。
RMを知ることで、自分に合ったトレーニング負荷を設定でき、効率的に筋肥大や筋力向上を目指せます。

筋トレの時間帯:
筋肥大は朝のトレーニングが適している理由は、朝はテストステロン値が高く、筋肉の成長に有利な環境が整っているからです。また、エネルギーの消費が昼間に集中するため、カロリー消費にもつながりやすいです。
一方、筋力向上には午後のトレーニングが適しています。午後は体温や神経系の働きが最も活発になり、筋力発揮や高重量を扱う際のパフォーマンスが向上しやすくなります。